意外と出費の多い大学生がお金に困った時も消費者金融は利用できる?
大学生は何かとお金がかかる
受験の難関を突破し晴れて大学生になった時、身近に迫ってくるのが金銭問題。特に親元から離れて一人暮らしをする場合、毎月の仕送りがあったとしても、それだけで生活するのは難しいでしょう。
それに、大学生活は意外とお金がかかります。学業以外の時間をアルバイトに充てても、教材費や教科書も高額で、また就職活動するにもスーツを購入したり、遠方に面接に行くなら交通費もかかります。
大学生に限らず学生の本分は学業ですが、なかなかそれだけでやりくりしていくのは困難なのもまた事実。仕送りやバイト代が入る直前にどうしても必要な出費ができてしまうケースもありますね。
そんな時、大学生がお金を工面するにはどうしたら良いのでしょうか。まず一番は親に相談することです。親から借りる場合でも、お金に対する責任を持つ意味で、いつまでに返すと借用書を作っておいたほうがいいですね。
また、余計なトラブルを生みかねないですので友人から借金するのは避けておくのが無難。どうしてもの時は、やはり借用書を作ってあらかじめ返済日を決めておき、それを確実に守ることです。
消費者金融は最終手段として
とはいえさまざまな事情があって、親にも友人にもどうしても相談できない……そんなこともあるでしょう。そういった時、あなたに力を貸してくれるのが消費者金融です。
ただし、収入があったとしても親の仕送りやアルバイト程度であろう大学生が、消費者金融を利用するのはあくまで『最後の手段』として考えたほうがいいです。それもあって、返済できるめどがはっきりしない場合は避けておいたほうがいいでしょう。
『○日にお金がいくら必要だけど、バイトの給料はその一週間後……一週間後には必ず返せるけど誰にも借りられない!』そんな状況下なら消費者金融をかしこく使って乗り切るのは悪いことではありません。
あらかじめはっきりと返済の日程や計画が決まっており、それが確実に実行できるなら大丈夫。一定の期間なら無利息で借りられるところもありますから、各社の利用条件を比較して自分に合ったところを選びましょう。
一番怖いのは無計画に借りてしまい、返すめどが立たなくなってしまうこと。消費者金融の利息は日数計算ですから、返済が遅れれば遅れるほど利息は増えていく計算になります。
借りることばかりに目先を奪われて返すときになって困らないよう、まずは返済の計画を立ててからそれに合った業者を選びましょう。
借りるには年齢制限がある?
大学生が消費者金融を利用する場合、気をつけておきたいのが『収入の有無』と『年齢』です。消費者金融は、返すあてのない人に無条件でお金を貸してくれるわけではありません。アルバイトやパートなどで、定期的に給与収入のあることが最低限望まれます。
そしてもう一点、気をつけたいのが年齢です。一般的な消費者金融を利用するには成人済であることが条件。つまり、20歳以上でないと借りられないため、大学に入学したての18歳や19歳の人は利用できないのです。
そのような人の場合、学生ローンといって学生を対象としたローン商品がありますので、そちらを検討しましょう。ただし学生ローンで特に未成年の場合、借りられる限度額は10万円など小額設定です。
学生の場合、様々な条件により審査に通らないこともままあります。ですがだからといって、いわゆるヤミ金に手を出すのは絶対にやめておきましょう。お金の貸し借りは信用で成り立っています。
借りる相手も国や自治体にきちんと登録された、信用できる業者を選ぶべきです。