思わぬ落とし穴が!消費者金融で失敗しないための3つの知識とは
生きるうえで、正しい知識を持っていることは重要です。そんなことを言っても、お金がない時は、藁をも縋る気持ちで消費者金融に足を運ぶのが当たり前でしょう、という人もいるかもしれません。しかし、そこは一度立ち止まって、消費者金融に駆け込む前に、次の3つ知識を確認しておきましょう。そうすることで、無用のトラブルを避けられるかもしれません。
1、金利についての知識
知っているようで、あまりよく分からないというのが、この金利についての知識です。では、いったい金利とはなんでしょうか?金利とは、お金を借りる側が貸す側に支払うサービス料を年率に換算したもの、と考えてもいいでしょう。ただ、お金を借りて同じ額を返すのでは、貸し手側は商売になりません。消費者金融だけではなく、あらゆる金融機関はお金を融資するとき、この金利というサービス料を取って稼ぐのです。そして、消費者金融において、この金利の上限は20%までと定められています。消費者金融は、他の金融機関に比べて、審査が通りやすいだけに、金利の率が高く設定されています。たとえば、金利15%の消費者金融で100万円を借りると、年間で115万円返さないといけないのです。
2、多重債務についての知識
銀行・クレジットカード会社・消費者金融、これらは、人がお金を借りる時、利用する主な機関です。ここに、重要なデータがあります。お金を借りている、という人に対するアンケートです。三つの中の消費者金融からのみ借金がある、と答えた人は全体のたった3%だけでした。つまり、裏を返せば、消費者金融を利用している人は他の金融機関も同時に利用しているということです。さらに、消費者金融を利用している人で、借入残高が100万円以上ある人が、全体の61%というアンケートもあります。多くの人が、借金を返すために、新たな借金をする、という多重債務に陥っているという現実を示しています。
3、悪徳業者についての知識
貸金業を営むには、財務局長又は、都道府県知事の許認可登録が必要になります。もし、消費者金融を利用しようとしているなら、この登録が見当たらないような業者は避けるべきでしょう。悪徳業者の恐れがあります。審査が甘い代わりに、法外な金利(20%以上)を要求されたり、何らかのトラブルが起こる可能性が非常に高いです。
以上、金利について・多重債務について・悪徳業者についての3つの知識を事前に知っておくと、計画的な利用をこころがけることができ、消費者金融で失敗する確率もぐっと減るのではないでしょうか。逆に、すぐ返すから、と何も考えずにお金を借りると、思ってもみなかったような落とし穴に嵌ってしまいますので注意が必要です。