消費者金融からの郵便物、できれば自宅に届けてほしくないんですが…
自宅に届く、郵便物。各種宣伝のチラシから、光熱費の請求まで。または、近所の工事の予定を知らせる案内などもあります。基本的に、郵便物は一人暮らしでない限り、家族の誰かがポストから回収するでしょう。自分が、消費者金融でお金を借りたとき、一つの不安材料がこの郵便物です。お金を借りたことを極力家族や、または、同棲している相手に知られたくない、と考えるのは普通の事です。
電話連絡の場合、その人本人宛のプライベートなお知らせは、自宅の電話ではなく、携帯電話に掛かってくる時代です。しかし、郵便物はそうはいきません。消費者金融の郵便物を自宅に届かないようにする方法なんてあるのでしょうか?まず、確認しておきたい大事なことがあります。消費者金融の業者は、特別な事情がない限り、郵便物を送らないということです。
消費者金融を利用するということは、とてもプライベートな事柄です。消費者金融業者は、その辺のプライバシーをしっかり配慮してくれるのです。そして、どうしても郵便物を送らなくてはならない場合でも、送付元の社名を記載しないとか、個人の名前で送るという工夫を凝らします。それによって、たとえ家族が郵便物を回収してもただの個人あての封書という認識になります。
基本的に郵便物を送らない消費者金融業者でも、次の2つのケースの例外があります。
1、利用者が、ネットや電話で申し込んで、あとから書類を書いて返送して契約を結ぶ方法を選んだ場合。
2、利用者が返済が延滞しているときに、督促状を送る場合。
この中で、特に2の場合は、ある意味契約に違反しているため、仕方ありません。しっかりと返済をしていれば、消費者金融は督促状を送らなくて済むのです。
では、家に利用したことのない消費者金融から送られてくるDMはどうでしょうか?これに関しては、どんなに甘い言葉(低金利・審査が楽)が書いてあっても、利用を控えた方が無難です。信頼のおける消費者金融は、必ずといっていいほど郵便などのプライバシーに配慮します。それをしない業者は、それだけ信頼感に欠けると考えられます。郵便物ひとつで、その業者が信頼できるか、できないか、一つの指標となるといっていいでしょう。